研究テーマは、「ハウスワークセラピー生活療法」でした。

「ハウスワークセラピー生活療法」とは、家庭での家事を通じて子どもの成長を促す実践的な取り組みです。私の研究では、ASD(発達凸凹や多動傾向)のある就学前のお子さんを持つ家庭に協力いただき、毎日の生活の中で親子が一緒に掃除や片付けを行いました。私は数件の家庭を訪問し、やり方を伝えながら一緒に実践する事で、幼稚園児のASDの子供達が自然に学べる環境を整えました。その結果、その子供達は指示を理解する力や作業を続ける力を身につけ、発語も少しずつ増えていきました。さらに、1か月後には椅子に座って挨拶をし、その後に落ち着いて作業に取り組めるまでに成長が見られました。こうした変化は単なる生活習慣の獲得にとどまらず、将来的な学習や社会参加、さらには就労に必要な基礎的な力へとつながる可能性を持っています。身近な家事を療育に結びつけるこの方法は、家庭と子どもの成長を支える新しいアプローチといえます。

また、高校生卒業1年目のASDの保護者にアンケートを行い、幼児期に家事の手伝いやお掃除係などの役割を与えたかをアンケートに記入して貰い、高校生になるまでにそれにより、指示を聞けるような効果があったかどうか集計すると、お手伝いをさせた群と、全くさせなかった群では、明らかに違いがあった。お手伝いをさせた群は、保護者の指示を聞いてお手伝いを継続的に行う習慣がついており、その結果、就職時にかなり役立ったとのことでした。

オレ!ユジラ発達凸凹
  1. 偏食

  2. 生まれた日(仮)

  3. よく寝る子

  4. 生まれた日

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